Marubeni's EYE

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「医食同源」
牛や豚や魚も元気に
〜ハーブ飼料でブランド化に貢献。
食の根幹を支えるリーディングカンパニー。〜

日清丸紅飼料株式会社

オレガノ、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、ガーリック、タイム、ローズマリー。さて、これらの名前を聞いてあなたは何をイメージしただろうか。美味しそうなパンや、異国の香り漂うエスニック料理だろうか。ご存知の通り、ハーブの成分には様々な効能があることが知られ、古来より防腐剤や、香辛料、漢方薬など幅広い用途で使用されてきた。

「人の体の調子を整える作用は動物にも良い影響を及ぼすに違いない」。家畜や養殖魚に与えればもっと健康に育つはず、と考えた企業があった。それが配合飼料の生産・供給でトップクラスのシェアを誇る日清丸紅飼料だ。予想は的中し、ハーブを配合した飼料で2007年に特許を取得。全国の契約農家で生産されるハーブ豚は年間約7万頭になり、多くの一流ホテル・レストランで使用されるなど、ブランド豚として一定の地位を築いている。

日清丸紅飼料の強みはハーブ飼料に代表される研究開発力のほかにもある。全国の生産者に飼料を安定供給する力だ。飼料の安定供給無くして国産畜水産物の生産は成り立たない。それを可能にしているのが丸紅グループのサプライチェーンだ。日本における飼料の流通量はおよそ2,400万トン。飼料の生産にはトウモロコシやマイロなどの穀物をはじめとした、たくさんの輸入原料が必要だ。原料調達、輸送、保管、飼料製造までをグループで完結できることが最大の強みで、全国各地に展開する工場の安定生産に寄与している。

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肉質の優れた親豚から生まれた子豚にオレガノ、シナモン、ジンジャー、ナツメグの4種類の天然ハーブを加えた純植物性飼料を給与して育てられた豚「ハーブ豚(とん)」。日本全国から厳選した農場でのみ飼育され、生産頭数は年間約10万頭、そのうち約8万頭が選りすぐりのハーブ豚として販売されている(平成26年現在)。

日清丸紅飼料は、2011年には最新鋭設備を備えたとかち飼料を立ち上げるなど攻めの経営を行っている。また、2013年には、国内の飼料メーカーとして初めて食品安全のためのマネジメントシステムISO22000の認証を取得。その高品質な飼料は一流の生産者から高く評価され、肉牛や水産分野では特に高いシェアを有している。あなたが今日口にするステーキや刺身も、元をたどれば日清丸紅飼料の飼料で育ったものかもしれない。

人々の生活と密接に関わり食の根幹を支える企業としての責任と自負を胸に、日清丸紅飼料はこれからも安全・安心で高品質な飼料の生産にひたむきに取り組んでいく。